
- 簿記3級は独学で合格できるかな?
- 独学ってどうやればいいの?
- どれくらい勉強したら合格するの?
私の経験から、こんな疑問に答えようと思います。
- 簿記3級は独学で合格できるか
- 簿記3級の私の独学勉強方法
- 私の独学勉強量
私は財務に関しては素人(大学は工学部機械系、就職後はプロセスエンジニア)でしたが、ワントライで日商簿記3級に合格しました。(ちなみに私は同じ勉強法で日商簿記2級、基本情報技術者、妻は教員採用試験の一次試験を1発で合格しました。)
簿記3級は独学で合格できるか
結論:きちんと準備をしたら、独学でもかなりの確率で合格できると思います。
少なくとも私は合格できました。

でも、財務のことよく知らないし、そもそも勉強得意じゃないよ。。。( ;∀;)
大丈夫です!私は、財務とは関係ない職種ですし、勉強は得意ではありません!
ただし、ゲームは割と好きです(^^)/
ゲーム好きの方なら、今回紹介する勉強方法がはまる可能性があります!
簿記3級の私の独学勉強方法
私の独学資格試験勉強方法を紹介したいと思います。
手順はこんな感じです!
- 日商簿記3級試験について知る
- 日程計画を立てる
- どの問題で点を取るか考える
- 勉強する
- 受験
日商簿記3級試験について知る
まずは試験について知るために、TAC出版の過去問題集を購入します。
この本(下図)の最新版を書店にて購入してください。
TAC出版の過去問題集の冒頭にはこんなことが書いてあるので、目を通しておいてください。
- 試験日
- 申込期間
- 受験料
- 試験科目情報(試験時間と出題範囲)
- 合格率
- 過去出題された論点
- 等
日程計画を立てる
まずはスケジュールを決めます。
- いつ受験するか?
- いつ申込するか?
- いつから勉強を始めるか?
→{総勉強時間約50~70時間(簿記3級の一般勉強時間))/1日に勉強できる時間}で試験日から逆算するといいです(少し余裕も持ったほうがいいと思います)
また、試験用の電卓を勉強時にも使って慣れておきたいので、電卓も準備します。
おすすめは、打ち間違えないように、ボタンが大きめの商品がおすすめです。
例えばこういう電卓↓
注意)普通電卓や実務電卓は持ち込み可能であることがほとんどですが、関数計算や特殊計算用の「関数電卓」は持込みできませんのでご注意ください
どの問題で点を取るか考える
問題数は大問で5問、各大問の配点と大まかな過去問傾向はこんな感じです
大問 | 配点 | 概要 |
1 | 20点 | 仕分け |
2 | 8点~10点 | 帳簿記入、勘定記入 |
3 | 30点~32点 | 試算表作成問題、財務諸表作成問題 |
4 | 8点~10点 | 伝票会計 |
5 | 30点~32点 | 精算表作成問題、財務諸表作成問題 |
当時私はこの情報から、大問1、3、5を8割以上取ることを意識しました。
大問1、3、5で8割以上取れれば、ほぼ合格点に到達できるからです。(合格点70点)
勉強する
私はこんな感じで勉強を進めました。
- 過去問題集の「問題対策」の章を読む
- ひたすら過去問を解く
過去問題集の「問題対策」の章を読む
まずは、TAC出版の過去問題集の、過去問前にある問題対策を2、3回読んで、簿記について大まかな知識を得ました。(退屈なのでさっさと終わらせました)
この段階では完璧に理解はしていない状態です。
ひたすら過去問を解く
問題集には過去10年分の過去問が掲載されていますが、一旦過去5年分を繰り返し解きます。
理由は古すぎると少し出題傾向が違っていたりするからです。(過去5年を完璧にマスターして余裕があったら解いてみるくらいの感覚でした。)

できるまで何度も繰り返し問題を解くのですが、こんなルールで問題を解きました。
- 合格点に達するまで次の問題にいかない
(第145回にトライ→不合格→第145回に再度トライ→繰り返し) - 制限時間内に解けなければ解けたとみなさない
(本番と同じ120分で解けるかどうか、少しづつ解く場合も大問毎に制限時間を作っておく) - 解けたかどうか問題に記録をしておく

初回は全然解けないですが、手加減なしで採点し、不正解部分の解説を読んで理解を深めます。
このルールで問題集を解くと、次第に楽しくなっていくので試してみてください。
(理由はわかりませんが、ゲーム感覚になっていきます)
受験
持ち物と体調を整えて、試験に臨むのみです!
- 受験票
- 筆記用具(HBまたはBの黒鉛筆・シャープペンシル、消しゴムのみ)
- 電卓(関数電卓・プログラム機能は除く)またはそろばん
※プリンター内蔵、メロディー音の出るもの、携帯コンピュータ(電子手帳を含む)、携帯電話等は使用できません。 - 身分証明書(運転免許証、パスポート、写真付きの住民基本台帳カード、個人番号カード、学生証、社員証など、原則として、第三者機関発行で氏名・生年月日・顔写真が揃って確認できるもの。 ※ただし、電子媒体やコピーは不可)
- ※身分証明書は本人確認に使用します。上記身分証明書をお持ちでない場合には、受験料・事務手数料払込み前に必ずお電話にてお問合せください。
- ※新型コロナウィルス感染防止の観点からマスクをご着用ください。
- ※会場によっては時計がない場合があります。受験時に使用できる時計は、原則として腕時計に限ります。情報通信機能のある時計や音を出す時計、スマートフォン、携帯電話などを時計や計算機代わりに使用することはできません。
私の独学勉強量
私の簿記3級の独学勉強量はこんな感じです。
- 勉強時間:1日1時間
- 勉強期間:2か月弱
- 勉強量:ノート3冊
トータル50時間くらいでした。
まとめ
私は簿記3級は過去問を対策することで、何とかなりました。
出題範囲の改定が起こった場合は、追加で改定部分の予想問題を解く必要はあると思いますが、やり方としては同じで問題ないかと思います。
この独学勉強法が、独学で簿記3級合格を目指す皆さんのお役に立てればと思います!
以上です!!
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